· 

【カナダ留学体験談】セメスター留学|Sachihiroくん

こんにちは!CGECラーニングセンターのShioriです🌎

 

セメスター留学をしたSachihiroくんの留学体験談をご紹介します😊


目次

🍁プロフィール

🍁カナダ留学を決めた理由

 |カナダ高校留学をしようと思った理由は何ですか?

🍁思い出に残ったこと

 |サッカークラブでの経験

 |学校の授業

 |友達との思い出

🍁留学を終えて

 |留学経験をどのように活かしたいですか?

🍁これから来る留学生へのアドバイスをください!

 |英語面

 |時間の使い方

 |お金の使い方

 


🍁プロフィール

  • 名前:Ono Sachihiro
  • 学年:Grade 10(高1)
  • 学校:Matthew McNair secondary school(リッチモンド学区)
  • 留学種類:1セメスター
  • 期間:2023年8月〜2024年1月

🍁カナダ留学を決めた理由

 

|カナダ高校留学をしようと思った理由は何ですか?

 

中学3年の夏に、住んでいた地域が主催していた姉妹都市の交換留学(中学生対象)の代表生に選ばれて、オーストラリアへ10日間の短期留学へ行きました。

 

短期留学では、プライベートスクールに通い、姉妹都市の市長と対談をしたり、シドニーの日本領事館の人と話をしました。

初めての海外で日本との違いを感じました。考え方もいろんな人がいて、そこに驚きました。オーストラリアは10日間と短かったので、今回はもっと長く行ってみたいと思い、高校留学を決めました。

 

留学先を調べる中で、ちゃんと英語を学べるところや、色んな人の考えを吸収してみたい、考え方の違いに面白さを感じていたので、オーストラリアとカナダが候補にあがりましたが、どうせなら行ったことのない、知らない国へ行ってみたかったし、カナダは発音が綺麗と聞いたのでカナダに決めました。


🍁思い出に残ったこと

 

|サッカークラブでの経験

 

クラブに入部する際に、トライアウトが3〜4回あり、合格したアジア人が自分だけでした。ずっとスタメンで試合に出させてもらいましたが、最初は英語がなかなか通じなかったです。サッカー用語もあるし、試合中は即座に言わなきゃいけないシーンもあり、最初はコミュニケーションが難しかったです。

 

チームメイトや監督にどうやって言えばいいか考えていましたが、チームで上手くプレーするために、思ったことを常に言うようにしていました。最初はパスもままならないこともあったり、自分が思ってたパスじゃなかったりすることもあったけど、「今どうしてほしかったの?」とチームメイトに聞くようにしました。そのお陰もあってパフォーマンスのレベルもみんなで高くすることが出来ました。

 

 

|学校の授業

 

セメスター制の学校だったので4科目の授業を受けました。

(Science、Marketing、Art、ELL)

 

Scienceがとんでもなく難しかったです。計算は得意だったので問題なかったですが、専門用語がとにかく難しく、日本の高校でもやってない内容だと本当に理解が難しかったです。意味を日本語で調べても分からない単語もあったので、家に帰ってからの復習に力を入れていました。単語が分からないと授業の内容も意味も何も分からないので、分からない単語を1つ1つ調べて意味を理解するようにしていました。小テストも毎日あったので、毎日復習しないとついていけませんでした。

 

思い出に残っているのがマーケティング10の授業です。

ドイツ人の双子と現地(ネイティブ)の生徒と仲良くしていました。先生とも仲良かったです。分からない時は聞くといつもちゃんと教えてくれて、日本にも行ったことがある先生だったので、日本へ行った話も聞かせてくれました。カナダの留学で1番好きな先生です。

 

 

授業では、身近にあるマーケティング、市場に関わるものに親しみを持っていこうというマーケティング導入の授業でした。ずっとパソコンを使って文章や表を作ったり、CMを作る内容で動画を作成したりもしました。この授業を通して、WordやExcelに慣れることが出来ました。

 

 

|友達との思い出

 

友達との思い出はたくさんあります。バスケやサッカーしたり、Richmond-Brighouse駅にあるショッピングセンターのフードコートやダウンタウンでご飯を食べたり、イルミネーションを見に行ったり、アウトレットなど色んなところへ遊びに行きました。

 

サッカーの繋がりもとても思い出になりました。リッチモンド学区のオリエンテーションでサッカーをやっている人たちと出会って、クラブ活動の試合で再会したり、そこから休日に公園でサッカーやバスケを一緒にしたり、誘ってもらったりしました。ドイツ、イタリア、フランス、スペイン、メキシコなどの多国籍の友達が出来て、Lynn Canyon Suspension Bridge(リンキャニオン渓谷の吊り橋)に一緒に行ったりもしました。

 

友達のコミュニティが1つだけじゃなく、色んな人と関われたのが良かったです。何か共通のもの(スポーツや趣味とか)があるとクラブ活動とかでコミュニティが広がっていくので、留学生だけじゃなくて現地(ネイティブ)の友達も出来ました。

 

 


🍁留学を終えて

 

|留学経験をどのように活かしたいですか?

 

最初の目的であった色んな人の価値観を見ることが出来ました。この留学を通して、自分の学びたい分野が定まったので、これからはそこに向けて逆算してやっていくだけです。

 

最終的には会社を始めたい、ただ始めるだけじゃなくて大きい会社にしたいと思っていて、ニーズ、時代の流れにあった会社を作りたいです。そのために、経営学や社会学の分野で、会社の経営の仕方、お金の使い方や会社の理念、歴史的背景に基づく社会の現状などについて今後は学んでいきたいと思っています。きちんとしたところで学んで、自分の目で見極めて進んでいきたいです。

 

カナダに来て時間をかけてじっくり自分のことを見つめ直せたから、やりたいことや今後のことが見えてきました。カナダで過ごす中で、日本にいた時はまだぼんやりと曖昧だった自分自身の将来について考えることが出来ました。

 


🍁これから留学に来る留学生へのアドバイスをください!

 

|英語面

 

留学に来る前に今までに習った文法を総復習するのをおすすめします。自分はやらずにカナダに来ましたが、総復習してきた子との違いを感じました。

 

実際、ネイティブでも文法を間違えたりするし、英語は別に完璧じゃなくてもコミュニケーションは取れるし、友達が作りにくくなるっていうことはないです。だけど、アウトプットする質が格段に総復習をしてた人の方が上だなと思いました。

 

文法を理解していると、授業中に先生が言っていることも意味合いもより理解できるし、捉え方も変わるので、1つの授業を取っても理解の質が変わると思います。文法が曖昧だと喋る時も迷うけど、ちゃんとした知識をアウトプットするとちゃんと意味のあるものになるなと思いました。英語力という意味で文法は必要だと思うし、きちんとしたものをアウトプットすることで、体によりインプットされていくと思うので、そのためには正しい知識を前もって復習した方が良いと思います。

 

 

|時間の使い方

 

留学を通して、カナダの方が何ごともゆったりしている印象を抱きました。日本の高校は1日6コマの授業でしたが、カナダでは4コマでした。授業中も先生によっては課題に時間を使うこともあって、授業中も自習の時間があったりします。

 

なので日本にいる時よりも自分のために使える時間が持てました。自由時間が増える分、その時間をどう使っていくかで変わるなと思いました。ゲームなのか、ダラダラするのか、宿題なのか。

自分は将来のことを考えることが出来ました。

カナダでは時間に対して、自分自身に責任があるから、その中で意識して上手く時間を活用できると良いと思います。1日15分だけ課題をやり続けたら、週末に1日時間ができることもあります。その時間で、友達と出かけたりすることも出来るので、毎日の積み重ねも大切だと思います。

 

上手くやってる人は自分で何か行動している人だし、留学に来るからにはそこの覚悟は大事かなと思います。せっかく留学に来るなら中途半端はよくないし、何かを得ようって気持ちでいた方がいいと思います。

 

 

他の人がやりたくてもやれなかったことをやらせてもらってる、今、自分が海外にいることは、他の誰かが出来なかったこと。カナダに留学に来ているんじゃなくて、来させてもらってる。勉強しているんじゃなくて、勉強させてもらってる。自分は、そういう気持ちがあると、時間を無駄にしないよう、その分頑張ろうと思えました。

 

 

|お金の使い方

 

当たり前ですが、日本とカナダを比べるとカナダの方が物価が高いので、日本の感覚でお金を使うと、ちょっとやばいぞってなることが自分もあったので、物価の違いを理解することがまずは大切だと思います。

 

個人的なアドバイスとしては、月初めや支払い日を終えたあと、最初に多く使いすぎると、あとで後悔することになるので、最初はセーブしながらが良いと思います。