🌿５月〜６月、学習の総仕上げと英語力の確認
高校生たちはいよいよ学年末の総仕上げの時期に入りました。5月から6月上旬にかけて、成績に直結する大切な学びの時間が続きます。すでに好成績をおさめている生徒さんは、ぜひこのままラストスパートをかけてください。反対に、思うような結果が出ていない生徒さんも、まだチャンスがあります。未提出の課題がないかを確認し、再テストが可能なクイズや課題の有無を先生に積極的に尋ねてみてください。こうした一歩が、最終成績に大きく影響します。
6月に留学を終えて帰国する生徒さんにとっては、自分の英語力がどれほど伸びたのかを測る良いタイミングでもあります。そこでおすすめしたいのが、「IELTS（アイエルツ）」という英語能力試験です。
📒IELTS の概要
IELTSは、カナダをはじめ、イギリス、オーストラリアなど多くの英語圏で広く認知されている英語能力テストです。英語圏の大学（特にイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド）への出願に広く使われている試験です。スピーキングが面接官との対面形式で行われ、ライティングは紙と鉛筆で記述する方式も選択出来るため、日本の英検と似た形式に親しみやすさを感じる生徒も多いようです。IELTSでは「合格・不合格」ではなく、1.0〜9.0までのバンドスコアで英語力が数値化されるため、自分の実力レベルがはっきりとわかります。
📚 テストの種類
IELTSには主に2つのバージョンがあります
1. Academic（アカデミック）
- 大学や大学院への入学を目指す人向け
- 学術的な内容に焦点を当てた問題
2. General Training（ジェネラルトレーニング）
- 移住や職業上の目的向け
- 日常生活や職場での英語使用に焦点
大学入試に向けてはAcademicのテストを受ける必要があります。
✅ 日本国内の大学でも評価されるケースが増加中
最近では、英語4技能（読む・聞く・書く・話す）を重視する大学が増えており、日本国内の多くの大学でもIELTSスコアを一般入試の加点や出願要件として認定するケースが増えています。
以下のような使い方が可能です。
➤ 対応大学の例（日本国内）
早稲田大学（国際教養学部、SILS）
上智大学（国際教養学部）
慶応義塾大学（文学部）
立命館アジア太平洋大学（APU）
東京大学（PEAKプログラム）
国際基督教大学（ICU）
高校時代の留学経験＋IELTSスコアの組み合わせは、進学の選択肢を大きく広げる力になります。
📊 IELTS vs TOEFL 比較表（総まとめ）
カナダではTOEFLではなく、IELTSが主流になっています。
CGEC Learning Centreでは毎週土曜日13:30-15:30にIELTS対策講座を行っています。年間お申込みでの割引もございます。
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